【コラム】新シーズンを占う前哨戦~東京都クラブユースサッカーU-17選手権大会~
天皇杯の決勝戦が元日から12月に日程変更されて以降、
正月のサッカー界は高校サッカー選手権が話題を独占している。
全国約4,000校の頂点を極めるこの大会は、
数多くの日本代表選手やJリーガーを輩出し、
メディアにも多く取り上げられ、
もれなく毎年大きな盛り上がりを見せている。
しかしながら、
この大会が純粋な高校生年代日本一をかけた大会ではないことは、
あまり知られていない。
日本サッカーの高校生年代には2つの組織が存在する。
「高体連」と「クラブユース」
高校の部活動として位置付けられている高校サッカー部は、
全国高等学校体育連盟(高体連)に所属となり、
高校サッカー選手権や高校総体(インターハイ)への出場権を有する。
一方で所属の高校に縛られずにクラブチームとして活動するクラブユースは、
JFAの直轄組織である日本クラブユースサッカー連盟に所属となり、
クラブユース選手権やJユースカップへの出場権を有する。
高校サッカー選手権が華やかに行われているだけに、
クラブユースの大会への注目度は薄まっている現状だ。
クラブユースの大会は、
数が少ないわけでも、
レベルが低いわけでもない。
Jリーグクラブの育成組織や、
伝統ある街クラブなどがひしめき合い、
世代別代表には、クラブユースの選手が多く選出されていることも、
それを証明するには充分である。
そして、
2月11日(祝)に
ひとつのクラブユースの大会がクライマックスを迎える。
東京都クラブユースサッカーU-17選手権
東京都クラブユースサッカー連盟に所属する、
高校年代のクラブチームの頂点を決めるこの大会は、
高校1年生と高校2年生が対象の大会である。
10チームによる1次リーグを突破した4チームに、
決勝リーグからは
三菱養和SCユース、東京ヴェルディユース、FC東京U-18、FC町田ゼルビアユース
が加わり、さらに熾烈を極めた。
来たる2月11日(祝)
東京の高校サッカーの聖地 味の素フィールド西が丘(西が丘サッカー場)
にて3位決定戦と決勝戦が行われる。
過去には中島翔哉選手や久保建英選手なども活躍したこの大会は、
まさに新年度からの大会を占う前哨戦といえる。
これからの日本サッカーを背負う高校生選手たちの熱い試合をお見逃しなく!!
東京都クラブユースサッカーU-17選手権
味の素フィールド西が丘(西が丘サッカー場)
三位決定戦
11:00キックオフ
三菱養和SCユース ― 東京ヴェルディユース
決勝
13:30キックオフ
FC東京U-18 ― FC町田ゼルビアユース
入場料 無料
2019年度の東京都クラブユースサッカーU-17選手権に、
東京23FC U-18も参戦予定!!
現在2019年度選手募集中です。
東京23FCU-18体験会実施します!
■開催日時
2019年2月22日(金)19:00~20:45
18:30受付開始
■開催場所
江戸川区臨海球技場(江戸川区臨海町1-1-2)
http://www.edogawa-3field.jp/ballgame/access/